2023/01/15
セラミックの保険適応について気になりませんか?
今回は、保険の対象となるセラミックの素材やメリット、適用部位について概要を説明します。
また、保険適応のセラミックの価格や欠点についても触れていきます。
もっと詳しく知りたい方は、ぜひご一読ください。
2023/01/15
セラミックの保険適応について気になりませんか?
今回は、保険の対象となるセラミックの素材やメリット、適用部位について概要を説明します。
また、保険適応のセラミックの価格や欠点についても触れていきます。
もっと詳しく知りたい方は、ぜひご一読ください。
そもそもセラミックとは、金属ではない元素(シリコンやダイヤモンドなど)と無機化合物(酸化物、炭化物、窒化物など)の複合体と定義され、元素の組み合わせで構成されています。
セラミックスは、金属やプラスチックに比べ、硬くてもろい、摩耗しにくい、温度や腐食に強いなどの特長があります。
また、さまざまな元素を添加することで、温度変化に対する耐久性や無通電での熱伝導など、金属やプラスチックにない特性を持つものもあります。
つまりセラミックと言っても多種多様な種類があるのです。
コンポジットレジンにセラミックの粉末混ぜて作ったブロックを機械で加工し被せ物の形にしたもので、専門用語ではCAD /CAM冠と言います。
ちなみに、CAD /CAM冠とは?
computer-aided design/computer-aided manufacturingの略称でコンピューターを用いて設計生産をする技術を用いた被せ物のことです。
上記に定義したように、セラミックとは金属以外の無機化合物の複合体のため、金属ではないという広義ではセラミックといえます。
しかし、自由診療で使用されるセラミックとは異なるため同等の審美性や耐久性は期待しない方がいいでしょう。
ちなみに、歯科で使用されるセラミックは大きく分けて4種類あります。
この中で、保険適応されているのはハイブリットセラミック
ハイブリットセラミックをブロックにして、それをコンピューター上で設計加工したものが
保険適応のCAD /CAM冠です。
保険が効くため価格が安いことでしょう。
3割負担で5〜6千円程度で銀歯を白くすることができます。
CAD /CAM冠は素材の安定供給ができるため、市場の価格に左右されない。
仕入れ値の変動がないため、利益計算しやすい。
白くしたいけど金銭的な余裕がないと言う患者様の需要に応えられる。
加工のしやすさがあるため、再作成などの失敗が少ない。
単独で被せる場合は一番奥の葉を除く全ての歯で適応可能
前歯・小臼歯部:無条件で適応
第一大臼歯:第二大臼歯が全て残っている場合にのみ適応可能
第二大臼歯:無条件で適応不可能
第2小臼歯を失い、かつ第二大臼歯が残存している場合にのみ高強度レジンブリッジが適応
以下の図を参考にしてください
価格:3割負担の方で5〜6千円
2割負担の方で3千円〜4千円
1割負担の方で1500円〜2千円
保険診療は最低限の生活を営むのに必要な医療の提供を目的としています。
長期的に綺麗な状態を維持安定させるためには、保険がいの治療を検討されるといいでしょう。
保険診療・自由診療各種の特徴を知り、理解した上でご自身の大切な口元には何が必要なのか
担当医と相談しましょう。
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【執筆者】
栃内歯科医院 高度診療主任 栃内秀啓
医院理念
『縁ある人の笑顔に貢献する』
【連絡先】
〒020-0884
岩手県盛岡市神明町10-35(バスセンター徒歩3分)
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