2020/10/26
今日のテーマは
「歯周病は急に進行する!?」
参考記事はこちら
↓コロナの受信控えで歯周病が悪化してる人が増加↓
https://news.yahoo.co.jp/articles/33d0944556073be72183914c0893f92ee7590e2d
このコロナで歯周病治療を控えようという人が増えている
歯科医師の立場からこのことについて個人的な意見を述べたいと思う
ここ数回にわたって歯周病の怖いところについていくつか述べてきた
歯周病は全身の疾患と密接な関係があると言われている
「高血圧」「糖尿病」「心疾患」「認知症」「誤嚥性肺炎」
これらのリスクを防ぐ為に歯周病予防をおこなっった方がいいということは様々なメディアでも語られていきた
とはいえ、歯周病の予防をしないからってそぐこれらの病気が起こるわけではないんでしょ?という方もいるかもしれない
もちろんその通りだが、歯周病は必ずしも進行が遅いというわけでもない
歯周病には慢性的に進行する歯周病と急激に進行する歯周病がある
ことはご存知だろうか?
慢性的に進行する歯周病はもちろん将来の全身的な病気の予防に役立つ。
しかし、歯周病の中には急速に骨を溶かし進行するものもある
私の経験則だが、急速に進行するものは、一瞬で重篤化していることが多い印象だ
これは年齢に関係なく、若い人にも一定確率で存在する
急速に進行する人たちに共通して注意してほしいのは以下の二点
・自覚症状がないこと
・なくなった骨は戻らないこと
当院に来院された30代の方でも、口に違和感があるということで来院されたがほぼ全ての歯が重度の歯周病だった方がいた
「その人歯磨きしてなかったんでしょ?」
その方は一日2回は必ず歯を磨きしっかりケアしていたにもかかわらず
30代という若さで重度の歯周病になってしまった
結果的に原因を全て除去する為に外科処置を口全体に施し骨の回復を図った
教科書的には「若年性歯周炎」や「妊娠性歯周炎」という病名がるがいずれにしても明確な原因は解明されていない
つまりは、誰にいつどのようにして起こるかわからないということだ
また歯周病で失った骨を完全に回復するのはほとんど不可能だということ
歯周組織再生治療治療という治療法もあるが、元々の健康な状態まで、完全に骨が戻るわけではない
歯科に受診するのは感染のリスクが高そう・・・
そう思う方もいるかもしれないが
全国68000軒ある歯科医院の中で感染が確認されたのは2件
しかも、仕事とは関係ない家族との触れ合いで感染した方のみ
またクラスター発生率は0だ
元々歯科医院は感染に対する意識が強い為
感染対策は他の施設よりもはるかにしっかりしているのが事実だ
歯科医院に来院して感染するリスクと
歯周病が進行するリスクを天秤にかけた時
歯周病が進行するリスク
歯周病が進行したせいで免疫力が低下し
コロナに感染するリスク
どちらが高いかと言われたら
歯周病治療を行わないで感染するリスクの方が高いと感じる
歯科治療は不要不急とご自身で判断するのは
かなり危険なことだと思う
「かかりつけの歯科医院」にしっかり診断してもらって
歯周治療の継続を行うことが望ましいと考える
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