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よくあるご質問

一般歯科についてのQ&A

歯科医院で撮るレントゲン写真について教えてください。

主なものとしてはお口全体のレントゲン写真(パノラマ写真)と、小さな歯のレントゲン写真があります。
パノラマ写真はお口全体の病気(歯周病など)を診たりするのに使います。
また、歯ぐきの中にある智歯(親知らず)の状態などもよくわかり、骨の中の病気が発見できたり、顎の関節、上顎洞(鼻の横の空洞)なども診られますので大局的な診察を行う場合や治療計画を立てる際に有効です。

ただ、パノラマ写真は小さな歯のレントゲン写真ほど鮮明に写らないという特性があり、特に前歯ははっきり写らない場合が多いです。
ですから、小さなむし歯などは発見しにくく、実際に一本一本の歯を治療するためには、パノラマ写真と併用して小さなレントゲン写真が必要となります。

レントゲン撮影の影響はありますか?

レントゲンの撮影などで浴びる放射線の量は日常生活している時に浴びている量よりかなり少なくなっていますが、放射線を浴びるのが少ないに越したことはないでしょう。歯科では診断のためレントゲンを撮影する必要が出てきます。
できるだけ皆さんの負担を軽減するため、当院ではさらに従来の1/10というデジタルレントゲンを使用しています。

なぜ治療するのに何回も通う必要があるのですか?

むし歯の場合見つかるのが早ければ1回~2回で詰めて終われることが多いと思います。
むし歯が進行していて神経まで感染していたりすると根の中を掃除する必要が出てきますので、回数が必要になってきます。
むし歯は初期では痛みなどの症状が出にくいので、症状が出てからでは神経が悪くなっている可能性が高くなりますから、注意が必要です。
歯周病の治療も同じで、歯石のつき方や歯ぐきの状態によりクリーニングの回数が変わってきますし、定期的なクリーニングの間隔も変わります。

むし歯について

むし歯はどうしてできるのですか?

日本人の約90%以上がむし歯にかかっています。
むし歯は、歯の表面についた歯垢(プラーク:細菌のかたまり)に、むし歯をつくるミュータンス菌が住みつき、糖分を栄養にして酸を出します。
この酸は歯の表面の硬いエナメル質を溶かし、その部分に穴をあけます。これがむし歯のはじまりです。
むし歯は誰でもかかっているために軽く見られがちですが、再石灰化が不可能なレベルに達したむし歯は自然のままでは元には戻りません。
治療を受け、それ以上進行しないようにするしか、歯を守る方法はありません。

歯が沁みるのですが、むし歯ですか?

歯が沁みる場合、まずひとつはむし歯の場合です。むし歯ができて歯に穴が開くと、そこから神経を刺激し染みるようになります。
もうひとつは歯ぐきが下がるなどして歯の根が露出してきたり、また歯がえぐれてきて神経が外に近くなることによってしみてくるような、知覚過敏というものがあります。
沁みるから即むし歯というわけではありません。

「歯の神経を抜く」とはどういうことですか?

歯の中には血管や神経が入っている歯髄というものがあります。
この歯髄がむし歯などで感染したり炎症を起こしてしまうと、取って歯の中の掃除が必要になってくる場合があります。
これを一般的に「神経を抜く」と言っています。
神経がなくなると、もしまたむし歯になった時に歯自体には痛みなどの症状が出なくなるため発見が遅くなったり、血管がなくなると、歯に栄養が行かなくなるため歯が弱くなっていき、色も黒ずんでいきます。
強い炎症や感染症などを起こしてしまっている場合には歯髄を取らざるを得ませんので、むし歯が進行する前に早めに治療することが必要だと思います。

小児歯科について

むし歯とミュータンス菌について教えてください。

口の中には、常に多くの細菌が住んでいます。
その中には、むし歯の主な原因菌と言われるミュータンス菌があり、むし歯の多い人や、むし歯になりやすい人の口の中にはミュータンス菌が多く、その性質はむし歯の少ない人に比べてむし歯をつくりやすいと考えられています。
新生児のうちは、口の中へのミュータンス菌の感染はなく、その感染は、本人と接する機会の多い母親からのものが多いと言われています。

1歳半を過ぎても哺乳ビンが手放せないのですが、歯への影響はありますか?

なるべく早く止めるようにした方が良いでしょう。
広範囲にできるむし歯の原因のひとつとして哺乳ビンのダラダラ使用があります。
特に寝る前や夜間の哺乳ビンの使用はむし歯を積極的につくっているようなものです。
また、口の周りの筋肉の発達を遅らせることにもなります。徐々にコップに切り替えましょう。

3歳を過ぎた頃からむし歯が急に増えたみたいなのですが…

3歳頃になると、子ども自身の人付き合いも広がり、外に出て甘いものやスナック菓子を口にすることが多くなります。
乳歯はほとんど生え揃い、歯と歯の間に見えにくいむし歯ができてくる時期でもあります。
乳歯の神経はまだ未熟のため、あまり痛みを感じることもなくむし歯の発見を遅らせる原因のひとつになります。
子どもが痛みを訴えた時には、大きなむし歯になっていることが多いのです。
定期的な健診を受けて早期発見と早期治療、家庭では歯みがきを心がけましょう。